インフラエンジニアに成る

しゃべるインフラエンジニア。

2008年11月

特に話題らしい話題もなく語りだす。

寒くなってまいりました。
去年の今頃はどうしていたんだろうとふと思い、
読み直してみるとあまり更新がないことを発見した。
なんだろう。
この時期はそういう時期なんだろうか。
ネタらしいネタがないということは、
この時期は目新しいことがないものなのかな。

さて。
最近は、システムコールの勉強という名のC言語
をやりつつ、カーネル入門系の本をちら見。
というか、まだまだそのレベル。
まあ、地味にやっていくだけです。

あとは、データベースにも手をだすようになってきた。
最近、業務においてスクリプトやマクロを使うのだが
その際にテキストベースのデータ管理も限界と思い、
そろそろRDBあたりを学んでおかなければいけないというか
自然とSQLに手を出したくなるなと感じた。

SQLとなるとWebとからんだ勉強をということで、
PerlやらJavaScriptやらXHTMLをさわっていたので
最近はそのあたりの連携にも興味あり。
やっぱ、すぐに形にして動かせるということが楽しいね。
H/W系の勉強は全然できてないけど今はいいかな。
あと、家で機材そろえなくても仕事先で
サーバなりルータなり何でもさわれるし
プログラムっぽいことしていればPCあればことたりるし
まあ、やりたいことをやりたいようにやれてます。

でもまあ、どれも浅いレベルですが
一度広げようと思ってやっていることなので、
浅く広くでやっています。
今は一転集中で深く掘り下げれる気がしないや。
それをしたければ、転職だろうしなあ。

うーん。
そういえば、最近はザ・ネットワークということはしていないな。
でも、サーバがおかしくなったときとかルータが不調であれば
その都度、対応はしている。
ログを見て解析して改善してという保守・運用も
何がおきても手も足もでないというレベルではなくなったかな。
何かあればスクリプト書いているし。

なんでもそうだけど、なれると楽だね。
まあ、あんまり楽しすぎてなれすぎてもいけないので
日々、自分に刺激は与えないとね。

そうなると、何かをつくるという行動に出るのが
一番いいんだよなあ。
で、結局はプログラム系でもって何かつくりたいとなる。
そう、何かつくりたいよ。

理想は作ったWebアプリを運用して
そこから出るエラーなりを分析・解析してと
ネットワーク的な視点でどうこうという視点はもちたい。

まあ、思ったよりやることはたくさんあるわけだ。
日々は、ただただ雑務になりつつあるけど。

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ネットワークから見てわかるに成りたい。

絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク データベースはこう使っている (DB Selection)
小田 圭二
翔泳社
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5 実践的で素晴らしい!
5 DB担当がOSやNWなどの他の担当と仕事をうまく進めるためには必要な知識です。
5 DBから見たOS/ストレージ/NWの内部動作が良く分かりますよ。




この本はデータベースから見てOSやストレージに
ネットワークとは何かという内容になっている。
月刊DBマガジンというデータベース雑誌のムック本だが
内容は見た目より濃いのに安めの価格。

データベースはいわばアプリケーション。
つまり、アプリケーション利用者全般を支える側の人が
ネットワークやOSの動きを知りたいときに
本書は役立つ内容だと思う。
もちろん、普段からデータベースを扱う人は特に。

私的にはOSとメモリの話が役立った。
あと、つっこんだ内容を読むとやっぱりプログラムってな展開。
本書でもシステムコールの話になるし、
それを読み解くのにstraceコマンドの使い方も出てくる。
OSに近づけばそのままC言語。
今はそのあたりのことを勉強中です。
そう、システムコールでC言語を勉強中。

また、本書も負荷について話題が豊富。
やはり、サーバなりネットワーク製品なり扱うとなると
やっぱり負荷が話題の中心か。
OSなのかネットワークなのかDBなのか
はたまたそれを構成するアプリなのかWebなのか。
そういった広い視野をもつためにも、
自分の得意な分野がどこなのかがかぎになる。

私ならネットワーク側から見て、が必要だ。

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町田にてOFF会。

実は、最近OFF会ばかりしている。
うーん。6、7回?
ブログに全然書いてないけどね。

というか、もうこうなってくると知り合ってくると
OFFなんだかONなんだか区別がつかなくなってきた。
まあ、会って話すってのにOFFだとかONだとか
関係ないなーな話。

テーマは転職とネットワークというインフラにおいて。
人数は4人。
私と最近、何度もお会いしているナカさんとその同僚と
ちょっと前にOFF会をしたh5y1m141さんとの4人。

インフラという視点がテーマでありつつも
ITとしてという話が盛りだくさん。
気がつけば終電気にしながら4時間近く話していたが
帰りの電車でも話がはずんでそのままつきなかった。
やっぱ、こういうつながりで出会ってあって
話そうとしていると濃密な時間がすごせるものです。
あー参考になるわ。
で、以下メモ書き箇条書き。
酔いに任せてつらつらと書きそうなので

・インフラは安定思考の人が多い
・インフラはネットの情報共有において孤立している
・ネットワーク製品情報を社外交換なんてそうないできない
・だから、オープンじゃないのか?
・製品を販売する会社の技術力の高さというか環境がいい
・製品を販売する会社より製品を扱う会社の技術料が 、
・派遣→正社員という道もあるがそれはそれ
・外資系のドライっぷり
・客観的に社内で評価されにくい下流工程の仕事
・主観的にも社内で評価され(以下略
・インフラやっていてアプリはなかなかいない
・アプリこと開発経験してインフラ経験という流れは貴重
・希少性の話
・リスクという触れ幅を実感したかどうか
・転職というリスクを経験したから転職という選択肢がある
・転職はタイミング
・100年に1度の金融危機の今現在は転職は厳しい
・ポテンシャル採用のすごさ
・視野をせばめたからこそ見えたもの
・視野を広げたからこそ見えたもの
・視点変えれば職制を変える話も出てくる
・転職しようという気持ちは長続きはしない
・変化を恐れるから転職しないとしてリスクをとらない
・人間は慣れる生き物
・慣れたあとの今後が怖い
・なぜ20代で将来に不安をおぼえなきゃいけないんだ?
・男より奥さん(女性)のほうが肝がすわってるんだよ
・アプリ経験してインフラなんてそういない。だから希少性あり。
・客観的に自分を見る機会なんてない
・時間がないから自分のことを将来を考える余裕がない
・転職しようなんて選択肢は普段は後回し
・自己分析しても自己を過小評価するもの
・納期のための技術の使い方の結果
・わからない人からみれば何しているかはわからない
・技術評価できないものが上だと困る
・だけ、はやばい
・設計だけ、なんて
・だけ、だからこそできた転職成功例
・運用の過小評価
・マッチングの妙
・マッチするのは希少性と希少性の出会い。だからネットがある。
・結局、何をしたいんだ?ってのが転職のテーマ
・何ができますか?が転職のもひとつのテーマ
・未経験なら書類面で資格しかアピールできない
・経験ありならそれで何ができるか?ってなだけ
・経験者に資格なんて必要ない
・経験者で資格なくて学歴ないとただただ不安
・悩むはいいが答えは必要で結局行動するしかない
・人一人を紹介するのってかまうのってコストかかるんだぜ
・ネットで知り合うコストってゼロに等しいなあ
・おれ、気がつけば就職斡旋もどきの行動してる
・関西はねえ東京ならねえ
・インフラのキャリアパスの社内積み立ての限界
・アプリなら横へでも下位層にはいかない
・プログラムならGoogle先生がいますから!
・プログラムならネットで調べればなんとかなります
・でも、プログラムの基礎なくてできちゃっていいの?
・よくないなーって思ってもできちゃう怖さ
・納期重視の品質軽視でもできちゃうからってなんなの?
・親会社の子会社の子会社のーってそれって
・自分、データベース無理ですなんてもったいない
・私、ネットワークなのでプログラムは、なんてもったいない
・ITというくくりにおいて畑違いなんて言葉は本当はない
・みんな自分を過小評価しすぎ
・若いってだけでやる気あるってだけでそりゃあんた価値あり
・残業時間を自慢するようになった若者は洗脳完了のとき
・若いと何もしらないから
・1,2年なら伸びを実感できるがその先ってあるの?
・できる人にまわすはいずれ滞るのに滞らない
・検証できる環境なんてないですよ
・ラボルームって知ってるかい?
・プログラムは検証重視なのにインフラは本番ぶっちゃけとか
・本番ぶっちゃけは本来ありえない

さて、キーワードはこのあたりかな。
明日になって読めばあーはいはいな内容ばかりのはず。
とまあ、やっぱり書ききれんな。

自分はネットワークのインフラにおいて普通人である。
その普通人の話ってのが今回においては参考になった
というお話が聞けたのが何よりである。

いやー、やっぱOFF会最高だ。

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濃くありたい。

乳酸菌飲料のカルピスってあるじゃないですか。
あれ、薄めて飲むものじゃないですか。
原液は濃すぎるというかそもそも
薄めて飲むのが正しい飲み方だと聞いておるわけです。
カルピスという完成系があって水と出会って
そこで初めて飲み物として成立するわけです。
そう、つまりはカルピスという完成系が必要なんです。

ここでいきなりIT技術取得の話をしましょう。
ちゃんと、技術の取得を鍛錬を怠らずに
日々蓄積していけばいずれはカルピスのように
濃い人になるわけです。
その濃さでもって水となる人と出会えば
それは飲み物として成立するわけです。
そのためにはカルピスのように技術的に濃くなければ
現役もままならないわけです。

ところが、下流工程のネットワーク系だと
あんまり濃くなくてもいいような気がします。
とりあえず、カルピスまでいかなくても
ある程度濃くなればそれでよし。
その濃さと技術初心者の水との出会いでもって、
いろんな人に技術を広めようとなるわけですが
それは、水っぽいというか薄いと思うんですよね。
でも、その薄さで満足もできちゃっているような
なんだかなーな感覚におそわれることもあります。
カルピスまでいかないけど、まあ飲めるなーみたいな。
いやいや、もっと違う味だと思うぜ?ってなるわけですよ。
それに、薄めた結果、元の味はどうなるんだ?
原型とがめてないんじゃないのかって。

でも、まあ、現状はぶっちゃけそういうものでしょう。
そこは、嘆くところじゃなくて、そうだろうなー
の認識が正しいように思います。
そこで、どうするかなだけですね。
その味でいいのか違う味を追求するのか。
そもそも、カルピスを作る側にまわるのか。

だから、IT技術者として現役でいたいのであれば
カルピスのようにできるだけその技術の原液は
濃くありたいものです。
そのための熟成期間は1・2年ってわけはないですよね。
それで、一人前ってのは違うように思います。
1・2年で人に宿るIT技術が完成するとは思えません。
それこそ、誰でも1・2年でできちゃいそうだ。

そのためにも、技術的に日々成長を感じることを
続けていく必要があるように思います。
1年2年3年と積み重ねていく必要が。
そうじゃないと、そのまま腐っちゃいますぜ。

ただ、難しいのがカルピスの原液だけでは
飲み物として成立しないように
最終的には水と出会う必要はあるわけです。
そして、カルピスが水以外にも飲み方がいろいろあるように
出会う人や職場や水となるものは状況によりさまざまです。
ようは、薄くなるさせられるとういより
等しく均等においしい関係になれるかって感じですね。
そのためには結局自分自身が濃くないとダメだし、
水側にまわるだけでもダメなように思います。
水以外にも変わりはあるわけですから。

まあ、結局は積み重ねた結果、
濃くなれるかってだけですね。
熟成した結果が薄けりゃ相手にすらされないかもね。

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今はルータを全然さわらないけど別にいいよ。

要所でBGPやらOSPFやらを気にすることはあるけれど、
基本的にルータをさわる機会は今は少ない。
別に自分じゃなくても他の人がやってくれるから。
もっというと、今の仕事で求められる
ルータ構築業務経験レベル最低ラインとしての
合格点をすでにもらってるからってこと。
つまり、私よりできるだけ他の人へということだ。
それ以上複雑なことをしたければ、
他のところへいってくださいって感じ。
このニュアンスで伝わるかな?

設計・構築時と保守・運用時とでは必要な人数に違いがある。
だから、派遣や契約社員が必要になってくる。
仕事量にあわせて人数を調整するのが案件型の基本。

それが、このネットワーク業界にはあっているのかもしれない。

(引用:人がいなくなることによるパイの奪い合い


ネットワーク、それもL2/L3レベルの案件というのは、
一度構築してしまえばあとあとの面倒を楽なほう。
それでも、その構成がなくなるまで最後まで面倒を見る必要がある。
また、構築期間はどんなに巨大なネットワークでも短いもの。
だから、構築し続けたいというのであれば、
やはり派遣なり契約なりそれOnlyという道を歩まないと
その経験を業務で積み重ねることはできない。
それだけをやりたいという選択肢の数は少ない。

今の私はルータ・スイッチをさわらないのだが
そうだとしても、他に学べることがあるから別にいい。
具体的にはLinuxなりサーバなりスクリプトなりだ。
今はT字の横を広げるときだと思っているので、
浅くてもいいから広くという選択肢をとっているところ。
これやってみたい!って思ったことをひたすらやるだけ。

そういう意味では今の興味としては
ルータ・スイッチというよりサーバだし
スクリプトだしデータベースだし。
アプリケーションを支えたければ
インフラとして何を知っておかなければならないか?
の視点で勉強中である。
そういったことを準備という意味で修練しておけば、
いつかどこかでともなるだろう。
それでも、ルータ・スイッチとなるかもしれない。

しっかし、ネットワーク業界経験3年目で
はやくもルータ・スイッチを全く触らなくなるとは
当時は想像もしていなかったよ。
技術取得の必要時間として1000日いらないとはね。
やっぱ、深く掘り下げたければ
それなりに積み重ねるものを積み重ねないとなあ。

機会があれば、今もつスキルでもまとめてみたい。

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スクリプトを書き書き。

最近は業務効率化ということで、
Windows上での操作を楽にする方法を考え中。
使用言語はWSHとVBS。
WSHをさわりたいなーといってからこれまた
3年強の月日が流れたわけだが今は普通にさわれている。

WSHを使えば、Windows関連の操作を
いじれるので自動化もやりやすい。
バッチ処理とたいして変わらないのでおぼえるのは簡単。
エクセルのVBAをやっている人には簡単だろう。
VBAと違い、軽量なので簡単な操作ならこれで十分。
まあ、ここまでさわれるなら
GUI強化としてVB(6.0 or .NET)を使うことも
選択肢のうちに入るだろう。
あと、最先端のWindowsシェルなら
このブログでも紹介したWindows PowerShellかな。

WSHとなると、WSH+JS(JScript)か
WSH+VBS(VBScript)になると思うが、
今ならWSH+VBSが情報が多いのでこちらがオススメ。
両者ともちょっと前の技術だが今でも使い物になる。
ただ、HTML内の値を直接扱いたいのなら
JSのほうが、JavaScript感覚なので使いやすいかも。
まあ、どちらもなれなので、
基本的なスクリプト知識がなくても
どこかのHPでも参考にして組めば大丈夫だ。
本は必要ない。

ここまでの話を聞いて、ネットワークの仕事をするのに
スクリプトの勉強って必要なの?ってなると思う。
その質問に一言で答えるなら
 「おぼえておくと便利(と表向きはいいつつも実は必須)」
という言い方になる。
下流工程ネットワークエンジニアならなおさらそう。

エクセルとVBAで業務効率化が定番のように
このあたりのスクリプトが使えるだけでも全然違う。
違うというより、むしろ必要なこと。
できないといろいろと困る。
これは、何もIT職に限定しない。
中小の総務の人あたりがエクセルで電車賃の計算
にエクセルついでにVBAなんて定番だ。

自分自身が日々行っている業務を
効率化するベストな手段はスクリプトを組むことだ。
作成する時間にある程度に時間は必要だろうが
それを上回る業務効率を手にすることができる。
プログラムを本職としている人間は、
このあたりの話には特に敏感で
我々が知っている以上に日々の操作を効率化している。

なぜ効率化が必要か?
それは、時間が足りないからである。
同じ作業を繰り返す出来ことが発生すれば
即スクリプトを組もうという発想になるべきだ。

たとえば、コマンドプロンプトでPingを打つとして
その対象がいつも同じであったり、
コメントを添えたフォーマットにしたいと思ったりして
それを100回以上もおんなじことしていたとしたら
非常に面倒だと思うべきである。
面倒だと思いたくなければ便利にする。
その解はスクリプト化だ。
使用言語に依存せず、さっさとつくればいい。
別にバッチ(.bat)でかまわない。

では、どうやってこのスクリプトが身につくんですか?
となるわけでだが、結局、英語でもなんでもそうだけど
ひたすらやるしかない。
そうすることでしかおぼえないし身につかない。
スクリプトはそうだしより本格的なプログラムなんか
もっとそう。

さわるしかないんです。

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