インフラエンジニアに成る

しゃべるインフラエンジニア。

2006年05月

職場でWeb2.0の話題で盛り上がった。

昼休みに突然先輩がWeb2.0ってなんだ?っていいだした。
私は少しWeb2.0関連の本を読んだので
自分なりの解釈で相手に伝えたのだがなかなか伝わらなかった。
しゃべっていく中であんまり自分も理解していないなと気がつく。

ブログやSNSなんかがWeb2.0の代表例。
Web2.0って言葉を定義づけしたのはオライリー。
ただ、概念的なものなのであまりはっきりしたことは
原文の和訳を読んでもよくわからない。

だから、具体例をおぼえることで
Web2.0のことをだいたい理解したつもりでいた。
でも、それだけじゃあだめだ。
人に説明するとなるとうまく説明できない。
つっこまれると質問に答えれない。
結局、検索しますかという話になる。

一応、参考になる記事を紹介。
定番のCNET JAPANより。
Web 2.0:次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル(前編)

XMLもなんだ?って話になった。
XHTMLを例に説明したのだがこれまた細かいつっこみをうけると
あまり明確な答えを返すことができなかった。

人に説明できるぐらいの知識を持ちたいものですが、
理解しているようでなかなか理解できていないWebの流行言葉。

ただ、こういう話題で盛り上がることで
更なる興味がわいて調べたりしますよね。
そこで新たに知識を得て理解できると楽しいんですよね。

こういう職場環境ってなんかいいなあーって最近思います。
そんなお昼時間をすごしていました。

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最近はACLを触っている。

アクセスリストなんて普通呼びますが、
厳密にいうとアクセスコントロールリスト。
アクセスをコントロールするリストとなる。

私はACLってパケットフィルタリングぐらいしかできないと思ってました。
でも、それだけじゃないんですね。
セキュリティだけにとどまらず文字どおりアクセスを
コントロールするというのが本来の意味みたいですね。

ルーティングの制御をしたりQoSのパケット対象を制御したりする。
ということもACLではできると主張しています。
最近購入した本の序文に書いてました。

でも、CITの勉強していてふと思ったのですが、
わざわざACLでパケットを制限してdebugコマンドで監視する
とうい使い方は実務ではしないだろうなあ。
なんかそんな問題を朝解いていました。

そういう意味ではACL=パケットフィルタリングだけとは限らない
ぐらいの気持ちで使用すればいいのかもしれません。
まあ、他にも利用用途はあるんだよと。

ルータにACLで制限をかけてパケットが通過する動きを見ています。
パケットキャプチャしたりACLの監視コマンドを使ったりしてました。
こういうときってサーバの知識が必要ですよね。
どのサーバがどのアプリ(サービス)を使っていて
どのポートを使用しているのか。
厳密にセッションレベルで理解できるのが理想的。

リファレンス代わりに前回購入したをオライリーのCisco本
仕事で利用しています。
なかなか参考になる箇所が多くて役立ち中。

でも、この本ってどうも誤字が多そうなんですよねえ。
私がestablishedについて調べたときも早速ACLの構文が
間違って本に記載されていました。
また、本家オライリーの書評でも酷評の嵐
星一つ評価ってどんだけひどいねん。
しかも、あのオライリーでこの評価とは。

実際、正誤表がネットにアップロードされていない困り者でもあります。
ACLについて詳しい本ってこれしかないんだけどなあ。

それでも、この本はそんなに難しいことは書いていないし、
個人的には勉強になって実務で役立つからいいんですけどね。

アクセスリストの考え方において注意しなければいけないのが、
ルータであればセッション単位までアクセスを管理しないということ。
ファイアウォールのようにL4層の動きまでは管理しないんですよね。
あくまでルータはL3層の機器です。

ACLであれば拡張ACLという形でポート番号まで指定できますが、
これはポート番号だけを監視しているわけで管理しているわけではない。
L3層より上の上位層の動きまでは見てないんですよねえ。
って、仕事しながら改めて理解しているところです。

こうなってくるとパケットキャプチャで生のパケットをもっと見て
サービスごとの細かい動きがわかるようにならないとなあ。

Cisco IOSアクセスリスト

 

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今日はぶり大根をつくっていた。

おいしそうなぶりが売っていたのでスーパーで購入。
早速、調理開始。

ぶりに塩をふって時間をおいて臭みをとる。
お湯をふりかけてさらに臭みをとる。
これがいわゆる霜降り。

その間に大根をきりはじめる。
今回はあっさりいきたかったので創作で山芋を使う。
大根じゃないじゃんと自分つっこみ。

こんにゃくを下ゆでして石灰臭をとる。
あとは適当なタイミングで具材をなべにいれて
ぐつぐつと煮立てる。
味付けは面倒くさいので
みりんたらしてめんつゆをふりかけておわり。

薄味だがそこは素材の味を生かさねばと前向きに。
昨晩つくったゆでたまごを投入して味玉もどきもつくる。
全然煮込まないのだがついでに投下しただけ。

適当に煮立ったなと思ったら完成。
多めに作って余ったやつには水で戻したわかめをいれる。
これで次回は違う料理を楽しめる。
うーん、男の料理っぽい。

って、なにやってんだおれ!?
違う違う。
あやうく、主婦のお料理ブログ(アフェリエイトVersion)になるところだった。

そうそう、資格。
CCNPでしたね。
今からでもいいんで資格勉強をはじめますか。
近くのファーストフード店にいってきます。

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ちょうど勉強期間があいていたこともあり、
今まで勉強したことの総復習をしていた。

BCMSNは問題集(黒本)をほぼ全部解いていたこともあり、
あらためて間違えたところを中心に読んでいた。
あと、CCNP速習ナビゲータを流し読み。
流し読みといってもじーっと全体を改めて見た感じ。

CITは問題集をあまり解いていないことと
勉強期間が大幅にあいてしまったこともあり、
これもまたCCNP速習ナビゲータをジーっと見ていた。

今日はこんな感じ。
次に進むための助走というか予備動作という感じで終えた。
ためしにCITの問題集を解いてみるとさくさく進む。
思ったより解けるようである。

こうなれば、今週少し気合を入れなおしていきたいところ。
次の休みまでにめどが立ちそうであれば受験日を決める。

モチベーション下がり気味だったが
気合を新たにいれなおして気持ちを切り替えた。

うん。がんばろ。

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正直に言おう。
資格勉強ペースがおちている。
やる気もない。
だが、こうなることはある程度予想はついていた。

なぜだ?と自分に問うてみれば答えはわかっている。
他にやりたいことがであるからだ。
資格取得以外に。

前職時代における私の生活において
資格勉強の時間は優先順位として非常に高かった。

だが、その資格勉強の目的のひとつである転職を終えてしまった
そして望む職種と仕事で生活をしている。
ネットワーク10%の仕事をしていた時代と違い、
今の職場はネットワーク100%の仕事をしている。
周囲から楽しそうに仕事をしているねといわれるぐらい
日々の仕事を楽しんでいる。

それだけでも大変うれしいのに、
今の私には自分の時間もたくさんある。
いろいろなことに手を出して
私生活を充実したい思いにかられている。

前職は負けるもんか!というハングリー精神で
資格勉強を継続していたように今では思う。
そうじゃなきゃ、1年で資格を約10個取得なんてできるわけがない
しかも勉強が得意なわけでもなんでもないのにもかかわらずだ。

過去記事を読み自身の姿を見て正直びっくりしている。
何が私をそこまでつきあげたのかと。

悲壮感につつまれながらも常に前を向いていた。
やってやる!と思い続けて走り続けていた。
そうしてかけぬけていった2005年であった。

ただ、仕事のピーク時には
自分の限界が近づいているのは気がついていた。
あれだけがんばろうと思っても先が遠いという絶望感。
BCRANにはじめて合格したときがそうであった。
このままではらちがあかないと。
ブログを続けていなければ心が折れていたかもしれない。

そんなときにほんと運がいいことに
縁に恵まれ今こうして転職という形で東京に来ている。

生活はガラリと変わった。
朝起きる時間も夜寝る時間も
仕事する時間も休日も仕事内容も私生活も全部変わった。

すると自然と資格勉強の順位が後回しになってしまった。
実はそういった別のあせりもあって、
今回、1ヵ月でCCNPを取得するぞと掲げたわけである。

そして、その1ヶ月がたってしまった。
まだ受験できるだけの力は得ていない。
今週は正直な話、全く勉強していない。
ゴールデンウィークはすべて酒と故郷に費やした

そして、東京にきて3ヶ月がたとうとしている。

初心にかえろう。
CCNPに合格する。
残り2科目であるBCMSNとCITを受験する。

そのためには勉強しなくちゃいけないだろう?
どうしたよ自分。

この戦いをひとまず終わらせるには今がんばるしかない。

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BGPの本がAmazonにないと嘆いていたが、
ジュンク堂本店にBGPの本があるということで探しにいった。

調べると夜10時まで開店していることがわかった。
サラリーマンにやさしい時間帯だ。
仕事帰りにふらっとよってみた。

が、何をどう間違えてそうなったのかわからないが
私が降りた駅は渋谷だった
学生がほんと多い町だなあ。
これがTVで目にする109かと実物を見て感心したが意味はない。

いや、なんか池袋と渋谷って場所は間逆なんですけど
感覚的な間違いをおかしてしまった。
いや、どこでどうしたらそうなったの今振り替えってもわからない。

次はちゃんと池袋に下りて目的地に到着。
さすが本店。
なかなかの品揃え。
図書館なみにずらりりと本が立ち並んでいた。

ビルの各階ごとにコーナーが設けられ
私が目的とするネットワーク関係の戸棚もすぐに見つけることができた。

そして目をこらして探してみればBGPの本があるではないか。
やった!やっとゲットできた。
CiscoのBGPコマンドのリファレンス本もあわせて購入。
ついでに今仕事でつかうアクセスリストについて詳しい書籍も購入した。
ひさびさにオライリーの書籍を手に入れた。
大興奮である。

BGPの和書といえば3冊しかない
なんせ、Amazonでもこの書籍はおいていないのだ。
他の本屋にも在庫はない。


それだけに帯のついた新品同様のこの本をゲットしたときはうれしかった。
ちゃんと読んで活用していかないとね。

ジュンク堂は各階ごとに本を読めるスペースが設けられている。
そこを利用して図書館のように本を立ち読みならぬ
座り読みをする人がめだった。
私も次くるときは良書を求めてゆっくりと書籍を座り読みしようかな。

インターネットルーティングアーキテクチャ ― BGPリソースの詳解 第2版

Cisco BGP‐4コマンド設定ハンドブック―Cisco IOSで使うすべてのBGP‐4コマンドを完全詳解

Cisco IOSアクセスリスト
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Catalystのポートの数はめちゃくちゃ多い。

大体、24ポートか48ポートある。
もちろん設定をする際にコマンドをさわるときは
当たり前のようにポート数の数だけinterfaceがある。
よって、
interface FastEthernet 0/0
interface FastEthernet 0/1
interface FastEthernet 0/2
interface FastEthernet 0/3
interface FastEthernet 0/4
という感じに永遠とinterfaceが並ぶことになる。

このインタフェースにshutdownコマンドをたたくとすれば
普通にやると次のような感じになる。

(config)# interface fa0/0
(config-if)# shutdown
(config)# interface fa0/1
(config-if)# shutdown
....
という感じで永遠と似たようなコマンドを打つはめになる。
構築中なら設定を入れたりはずしたりするので面倒である。
設定ミスも生じやすい。

これが、ルータならまだしも
Catalyst(スイッチ)だとポートがたくさんあって大変だ。
それが1台ならまだしも10台となったらどうか。
上記のようにコマンドを打っていては
時間がいくらあっても足らない。

そこで便利なコマンドが存在する。
やっぱり、ちゃんとある。
interface range
というコマンドだ。
使い方は以下のように使う。
(config)# int range fa0/0 - 9

上記ならこれだけでまとめて10インタフェースを操作できる。
とっても便利。
同じ設定を加えるときになんかに使います。

まあ、そんな便利なコマンドをCatalystを触り始めは知らなかったので、
テキストでまとめたりコピペしたりしながら
コマンドを機器に流すという作業を最近までしておりました。
めんどくさかったです。

このコマンドを知ったのはまさかと思いながら
BCMSNの試験対策本を開いたのがきっかけ。
このコマンドもBCMSNの試験範囲だったりする。
あーもっと早く知っていれば楽できたのになあ。

やはり、まだまだ基礎知識が乏しい。
日々勉強です。
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今日はBGPをしゃべるルータを触っていた。

しゃべる、っていういいかたを業界ではするそうです。
要するにBGPルーティングをサポートするルータのことです。
いつものようにCiscoルータです。
完全にCisco担当になってきている今日この頃です。
ひとつは強みをもちたいところ。

なんだかんだでいつのまにやらという言い方をしていたのですが、
結局BGPまわりのルータを担当することになった。

まあ、元になる設定ファイルがあるのでまだましかなと思いつつも
動きがさっぱり見えてこないプロトコルに少々困惑気味です。

だから手元に本の一冊でもあるといいなと思っていたのですが、
BGPの本って和書だと在庫切れでなかなか手に入らないんですよね。
本屋にも足を運んだのですが取り扱っている店を見つけれませんでした。
英語が全然読めない私ですが洋書に手を出そうか悩み中。
素直に注文しようかなあ。

BGPの基本はIBGPとEBGP。
ISPなどのBGP網とneighborになるためにEBGPを使う。
そのBGP情報を内部でまわすためにIBGP。
IBGPをさらに内側でまわすためにIGP(RIP、OSPFなど)を使う。

特定の情報を交換したいとなるとACLにroute-map。
BGP用には細かいmatch/set文が用意されているのでそれを使う。
as-pathやip prefix-listなども定番どころか。

IGPのnetworkコマンドとBGPのnetworkコマンドに気をつけて、
アドレス集約をしたければaggregate-addressを使う。
設定をまとめたければpeer-group。

となんだか難しい話をしているように聞こえますが、
これ全部CCNP BSCIの試験範囲なんですよね。
BSCI取得しましたが実務で役立っています。

それでももう一歩進んだ知識が欲しい。
インターネットルーティングアーキテクチャ ― BGPリソースの詳解 第2版
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今の若者はISDNを知らないらしい。

ADSLの時代もそろそろ終わりに近づきはじめ、
光回線の時代へと移行し始めている今日。
私はISDNをWAN回線と想定したルータを仕事でさわっていた。
いつものようにコマンドをポチポチと。

BCRANの勉強時にISDNの問題が出た。
そのための勉強もした。
でも、仕事でも個人でも使うことはないよなあと思っていた。
なもんだから、実際に仕事でその設定を触るとは予想もしなかった。

今でもバックアップ回線としてISDN回線は使われているところは多い。
前職でも実はよく見かけた。
64Kbpsが128kbpsに変わるだけで喜ぶお客を見たことも。

今でも契約者数は800万人はいるみたいですね。
住宅用を見ると210万人ですか。

ずいぶん減ったよなあ。

テレホウダイの時代を知っている人間からすれば懐かしいISDN。
ISDNはじめちゃん。
そんなISDN対応のルータを本日はさわっていました。

簡単な設定のパターンだったのですぐにできると思いきや
設定にはまってしまって一日を無駄に過ごすという
何やってんだ俺はという感じでした。
こういう日はあきらめてさっさと帰るに限る。

そのときに参考にしたCiscoのサイトはここ。
サイト:ISDN回線に関わる設定事例

そういえば、ISDNのトラブルシューティングの話って
CCNP CITの試験範囲でもありましたよね。
現場でトラブルを見事に作っていますよ。

私の仕事の進み具合もISDN回線なみですよといってみたり。
しかもつなぎたい放題なので終始この調子。

まだまだ実力が足りずに歯がゆい日々をすごしています。
うーん。くやしい。
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本屋で立ち読みすると衝動買いをしてしまう。

問題集だろうが自分が気になる本だろうが
お金がかかろうが気になる本は衝動的に欲しくなり
そのまま購入してしまう。

今回購入した本はこれ。

いい会社はどこにある?いい人材はどこにいる?―「伸びる人」と「伸びる企業」の条件


この本にも書いているが3年以内に3割を越す社員が転職をするとある。
まあ、その3割に入る私が読むのもなんなのですが、
興味深い本だったので購入した。

まだ、少ししか読んでいないので書評は控えるが
気になる見出しをひとつ紹介。

"あなたは悪くない。「雇用のミスマッチ」の原因"

何かとミスマッチが起こりがちな新卒と採用者。
これだけインターネットがはやっているのだから
今の学生はさぞかし有益な情報を得ているものだと思われがちだが、
むしろその情報にあふれてしまい何を指標にしていいのかわからないのが現状だ。
また、インターネットを使いこなせない学生は
それだけで情報網から取り残されてしまう。

いきたいなと思う会社はパンフレットを見て選び、
実際に筆記や面接を受けにいくも採用側はいいことしかいわない。
内定をもらって入ってみたけど何か違う。
でも、若いうちはそんなもんだという。
確かにそうだとは思うしそういい聞かせる。
やりたいことなんてそんなにあるもんじゃあるまいし。

それでも、3年以内に3割の人が辞めてしまう。

私も2年たたずで前の会社を辞めてしまった。

転職はあくまで手段であって必ずしもよい選択だとは思わない。
私もこの年で転職をするということは
下手をすると破滅の道を歩む可能性だってある。
間違ってはいけないのは方向性を見失うこと。

やりたい仕事をやりたい。
楽しいことをやりたいと誰だって考えると思うが
そんなうまい話はないこともわかっている。
それは自身にも言い聞かせていること。

自分が望むものが手に入る可能性が運だというのなら、
その運は努力でもって勝ち取るものだと思っている。

この本を手にとって自分の今の歩みを少し振り返ってみた。
前に進むしかないんだろうな。
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