最近はルータばっかり触っていたがスイッチを触りだしている。
改めて思うが昔と違ってスイッチは複雑な動きをする。
昔ならスイッチはハブのような感覚で
機器と線をつないで動けばOKの代物だったはず。
ところが、年々スイッチの求められる性能が多岐に渡っているようだ。
代表的なのがVLANとL3スイッチか。
VLANは論理的にLANのグループ分けをする技術。
この技術ひとつ入るだけでスイッチは全然違う動きをする。
ポートをVLANごとに区切っていれば、
隣のポートが同じネットワークにつながっているとは限らないとなる。
そして、L3スイッチ。
L2技術のはずのスイッチがL3の機能も請け負う。
請け負うどころかLANの代表的な装置へと進化している。
まだまだあるぞ。
L3からむならHSRP。L2の二重化ならSTP。
種類も機能もCisco独自技術もって絡んだ日にゃあー
あーってなる。
もう、こうなってくるとついてけない。
私の知るスイッチの知識はマスタリングTCP/IP 入門編レベルだからだ。
それも知識のみ。
まともに実機に触れたことなんてない。
BCMSNの勉強をしているといろんなことをおぼえないといけないなと
少し頭の中が混乱してきている。
スイッチの話にしぼって勉強しなくてはいけなさそうだ。
というわけで、手に取ったのがコレ。
Cisco社員が書いたCatalystの本。
スイッチのことについて詳細に書いている。
それも、Catalystの独自技術のことについても。
半分ほど読んだが非常にわかりやすい。
最近までごちゃごちゃしていたスイッチの知識がこれ一冊ですっきりした。
基本は変わらない。
でも、実装する技術がほんとたくさんあるんだなあ。
WANよりLANに重きがおかれる今の時代。
スイッチのこともしっかり頭にいれておかないとね。
それでも、# interface vlan でVLANが区切れるという動きが
なんか気持ち悪い。
# show ip int briefをルータ感覚で見るともっと気持ち悪い。
L3スイッチも気持ちわるい動きをする。
まだまだ慣れないなあ。
改訂新版 Cisco Catalyst LANスイッチ教科書